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トレードの花形

FXでも株式でも、トレードの花形といえばスキャルピングやデイトレードではないでしょうか。

取引画面上を次から次へと流れるニュース。目まぐるしく変動する為替レート。それらを見ながらトレードチャンスを待つトレーダー。そして、チャンスと見れば取引を開始します。

スキャルピングの特徴

スキャルピングの特徴を考える場合、比較対象があると分かりやすいです。そこで、デイトレードやスイングトレードなどと比較しながら考えましょう。

ポジション保有期間

スキャルピングもデイトレードもポジション保有期間が短いですが、その長さが大きく異なります。

デイトレードは、営業日が切り替わる前に決済する取引を言います。このため、日本時間の朝7時過ぎに取引を開始して、20時間後に決済してもデイトレードといいます。また、取引開始から5分後に決済してもデイトレードです。

デイトレードといっても、その時間的範囲は比較的広いことが分かります。

一方、スキャルピングの場合は、早ければ数秒で取引を終了(決済)するかもしれません。10分もポジションを維持することはほとんどないでしょう。それくらい、スキャルピングは取引開始と終了の時間が短い取引になります。

このため、スワップポイントを考慮する必要は全くないと言えるでしょう。

短期売買の保有期間イメージ

瞬発力

皆様は、インターネットでゲームをしますでしょうか。シミュレーションゲームやRPGなどではなく、シューティングゲームやアクションゲームです。スキャルピングは、シューティングゲームやアクションゲームの雰囲気があるかもしれません。

敵の弾が自分に向かって飛んできたら、「ああ・・・弾がこっちに来ているなあ。さて、どうしよう。」なんて考えていると、その間に弾が当たってアウトです。

一方、シミュレーションゲームの場合は、相手の弾が自分に向かって飛んできても、次にどうするかを考える時間がたっぷりあります。FXでいえば、スイングトレードやポジショントレードのようなイメージでしょう。

以上のことから、スキャルピングは「瞬発力」が必要です。

Aという状況になったらBにしよう、Cという状況になったらDをしようと決めておき、あとは相場の流れに従って行動します。相場は事前の想定通りに動いてくれませんから、想定すべき行動パターンは数多くなるかもしれません。

しかし、アクションゲームのように、体が覚えていて勝手に反応するという状態にすれば大丈夫です。

こう書いてしまうと大変かもしれませんが、アクションゲームで苦労して遊ぶ人はいないでしょう。楽しんでいるはずです。よって、スキャルピングが好きならば、楽しみながらトレードできるでしょう。

取引回数

スイングトレードやポジショントレードの場合、1か月に1度も取引できないという場合があるかもしれません。しかし、スキャルピングだったら、1日に何度でも取引できるでしょう。というのは、スキャルピングは取引の開始から終了までの時間がとても短いからです。

仮に、10秒間で1回のトレードが終了するとしましょう。1時間を秒で表現すると3,600秒ですから、3,600秒のうちに10秒間のトレード機会は何度でもやってきそうな気がします。

一方、ポジショントレードの場合、取引期間は数か月にも及ぶ場合があります。そのようなトレードで1か月のうちに何度取引チャンスがやってくるでしょうか。スキャルピングに比べれば、圧倒的に取引機会は少ないでしょう。

スキャルピングの取引イメージ

スキャルピングのメリット

以上の特徴から、スキャルピングのメリットが見えてきます。

メリット1:働いていても、毎日のように取引可能

現代社会では、仕事の内容も様々です。このため、自由にできる時間は夜だとは限りません。昼だという場合も、夕刻だという場合もあるでしょう。

スキャルピングの場合、早朝でなければ毎日取引可能というメリットがあります。「今1時間あるから、ちょっとチャートを見て取引してみるかな」という軽い感じの取引も可能です。

そんなに簡単に勝てるものでもないというのは事実でしょうが、相場に自分の行動を合わせるのではなく、自分の生活を基準にしてトレードすることができるのは、メリットになるでしょう。

なお、早朝のスキャルピングが難しい理由ですが、スプレッドが広くなりがちだからです。全世界で取引数量が少ない時間帯となりますので、これは仕方ありません。早朝時間帯を避けつつチャートを眺めましょう。

メリット2:相場によっては、連戦連勝も可能

相場の読みと実際のトレードがかみ合うと、面白いように連戦連勝することがあります。これも、スキャルピングの醍醐味でしょう。

例えば、これからしばらくはボックス相場(レンジ相場)になるだろうと考えたとします。そして、レンジの下限で買ってレンジの上限で決済し、すぐに新規で売って、レンジの下限で決済するという取引を繰り返すとします。

スキャルピングですから、そのレンジ相場は長時間続くというわけではないでしょう。しかし、短い時間で連戦連勝することも可能です。

逆に、自分の相場観と実際のチャート形状がどうしても合わない場合もあるでしょう。この場合は一休みしましょう。「休むも相場」です。

ここまでは、スキャルピングの特徴とメリットについての内容でしたが、実践的な内容に入る前に、次のページでスキャルピングの『デメリット』も確認してみましょう。

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