窓のトレード【基礎編】 PC版イメージ 窓のトレード【基礎編】 スマホ版イメージ

窓が埋まる(閉まる)ことを狙うトレード

世の中には、トレード手法があふれています。たくさんあるので、どれを選べば良いか分かりません。また、私たちは、毎日いろいろなことをしています。FXだけに毎日何時間も使うわけにはいきません。

そこで、FXビギナーズ編集部が、初心者向けのトレード方法を厳選してお届けします。それは、「窓」が埋まる(閉まる)ことを利用する方法です。窓って何だろう?については、ゆきママさんのコラムをご覧ください。

FXビギナーズ編集部が窓のトレードをご紹介する理由は、以下の通りです。

トレードすべき時刻が決まっている

FXの難しさの一つは、「いつトレードするか」です。相場は24時間動いています。しかし、チャートを24時間見続けることはできません。あらかじめトレードすべき時刻が分かっていると、負担が大きく減ります。

窓を狙うトレードは、月曜日の早朝(多くのFX口座で午前7時)です。トレードを始める時刻が決まっています。

窓埋めのイメージ例

利食いすべき為替レートが分かりやすい

利食い(利益を確定する)する為替レートは、窓が埋まる(閉まる)ところです。とても分かりやすいです。

窓は比較的出現しやすい

どれほどの大きさの窓が出たらトレードするかにもよりますが、過去データを検証しますと、米ドル/円(USD/JPY)で窓が出現する確率は40%くらいあります。

窓のトレードは月曜日に実行します。1年は52週ですから、52週×0.4=28回くらいはトレードチャンスがあるということになります。

売りからトレードを始めることへの抵抗感が少ない

「買うことはできるけれど、売るのは何か怖い気がする・・・」という初心者の方は少なくないでしょう。しかし、窓のトレードはそのような感じがあまりないと思います。

というのは、「窓ができたら、窓が埋まる方向にトレードする」からです。「買いか売りか」をメインにして考えるのではありません。そこで、窓のトレードで売りの感覚を鍛えることもできるかもしれません。

損切りはどうするか?

では、窓を狙うトレードの問題は何でしょうか。

それは、「どこで損切りするか」です。窓は閉まりやすいとはいえ、100%の確率ではありません。そこで、FXビギナーズ編集部では、実際に窓を利用してトレードしている専業トレーダーにヒアリングしました。

ヒアリング内容はズバリ、「初心者でも取り組みやすい窓のトレード方法は?」です。

そこで得られた方法をご紹介します。なお、ご協力いただいた専業トレーダーのかたは、このトレード方法を用いて公開トレードを実施したことがあり、実際にプラスの損益を計上した方法です。

勝率は100%ではありませんし、この方法を使えば確実に勝つと保障できるものでもありません(将来どうなるか?それは誰にも分かりませんから)。しかし、参考になるでしょう。

専業トレーダー直伝!初心者向け窓のトレード

ここでは、可能な限り単純化した「窓のトレード」を紹介します。単純ですから取り組みやすいですが、以下の注意事項をあらかじめご確認ください。

注意事項

では、本題に入りましょう!先にトレード手法を箇条書きし、その後に説明です。

窓のトレード手順【米ドル/円(USD/JPY)】

なお、4.と5.の決済は成行注文でもいいですが、OCO注文を使うと楽にできます。

では、順に解説しましょう。

手順1.先週末の米ドル/円(USD/JPY)終値を確認

午前7時よりも前に取引画面を立ち上げて、先週末の米ドル/円(USD/JPY)終値を確認します。

多くのFX口座では、月曜日朝の取引開始時刻は午前7時です。そこで、午前7時よりも前に、先週末の米ドル/円(USD/JPY)レートを確認しておきます。紙に書いて手元に置くと良いかもしれません。

なお、先週末のレートとは、取引画面のレートパネルに書いてある数字です。レートパネルには二つの為替レートが書いてあります。売りと買いです。週末最後のレートですから、売りと買いの差、すなわちスプレッドが大きいかもしれません。

では、どちらの数字を採用すべきでしょうか。これは、「どちらでも良い」です。ただし、ここで「売り」のレートを採用する場合は、下の2で確認する午前7時時点のレートも「売り」の数字で確認してください。逆の場合も同様です。

手順2.週明け月曜日の米ドル/円(USD/JPY)始値を確認

週明け月曜日の米ドル/円(USD/JPY)始値を確認します。

そして、午前7時になったら、最初の為替レートの値を確認します。ここで提示される為替レートの値がとても重要です。

手順3.窓が埋まる方向に向けてトレード開始

先週終値と今週始値の差が10銭程度以上あったら、窓が埋まる方向に向けてトレードを始めます。

厳密には、先週末終値と今週始値の差が1銭でもあれば「窓」だと判定可能です。しかし、早朝のスプレッドは比較的大きくなります。米ドル/円(USD/JPY)のような低スプレッドの通貨ペアでも例外ではありません。

スプレッドが2銭くらいでしたら、「スプレッドが広いな・・・」などと思わず、トレードを開始します。このため、窓の大きさがあまりに小さいと、手数料との比較で割に合わなくなります。

10銭という数字に大きな根拠があるとは言えませんが、目安の数字として利用してください。分かりやすさ重視です。

手順4.窓が埋まったら、利益確定の決済

窓が埋まることを期待してトレードしますから、窓が埋まったら決済しましょう。

なお、窓がいつ閉まるか?ですが、午前7時過ぎのこともありますし、1営業日で達成しない場合もあります。そこで、成行注文を使うよりも、OCO注文を使うほうが楽に決済できます(損切りの場合も同じ)。

ただし、窓の大きさが数十銭程度以上あるときには、窓が埋まるのをじっと待つのがつらい場合があるでしょう。その場合には、窓が埋まる方向に10銭~20銭程度動いたら、取引数量の半分を決済しても良いでしょう。

手順5.もし損失が膨らんだら、損切り決済

為替レートが取引方向と逆方向に進んでしまう場合、想定している利幅と同じ距離だけ損失が膨らんだら、損切り決済します。

残念ながら、このトレード方法は勝率100%ではありません。そこで、損切りが必要です。しかし、どこに損切りレートを設定すべきかを考えるのは、とても難しいです。そこで、簡易さを追求して以下の通りとしましょう。

「利食いするときに得られる利幅(銭)と同じ大きさの損失幅(銭)で損切りする」

例えば、期待通りに決済できる時の利幅が20銭だったとしましょう。このとき、損失確定幅も20銭として逆指値注文を出します。

ただし、窓の大きさが数十銭以上あって大きい場合は、この数字にこだわらず、もう少し近い距離で損切りしても良いでしょう。

この損切りは、いわゆる「利小損大」を回避する方法であり、かつ、簡単に損切りラインを設定できる方法として採用しています。

実践結果

当サイト編集部が、2016年1月1日~2016年12月5日までの約1年間で、米ドル/円(USD/JPY)で実践した結果は以下の通りです。(窓は、金曜終値と月曜始まり値の差が10銭以上あった場合とします。)

おわりに

最後に、経験上の話ですが、成功しやすい窓のトレードは、「週末に大きなニュースがなかったのに窓ができる場合」です。

週末に大きなニュースがあって窓ができる場合も、比較的高い率で窓が埋まる傾向があります。しかし、ニュースがあるときのトレードは難しいかもしれません。その理由は、皆さんの心が邪魔をするからです。

大きく円高になりうるニュースが週末に飛び込んできて、翌週月曜日の朝は実際にその通りに円高方向に窓が開いたとします。その時に、窓が埋まる方向にトレードするのですから、すなわち円安方向にトレードするということです。

勝てるトレーダーは、このような場合でも買います。そして、損切りも確実に実行します。個々のトレードでは勝ち負けが出ますが、合計でプラスを得られれば良いというのがトレードです。当初設定したルールに従って、淡々とトレードします。

次のページでは、火曜~金曜に出現する”窓もどき”についてです。初心者の方は、これに騙されないようにしましょう。

これなら初心者でもできる!「窓」のトレード

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