スワップポイントで稼ぐコツ PC版イメージ スワップポイントで稼ぐコツ スマホ版イメージ

スワップポイントは、少額であっても毎日もらえるのがメリットです。では、どれくらいメリットが大きいでしょうか。

日本で最も人気がある通貨ペア【米ドル/円】で、シミュレーションしてみましょう。

なお、スワップポイントの大きさは、FX業者ごとに異なります。そこで、くりっく365の公開データを使用します。くりっく365は公的な取引所で、情報公開レベルがとても高いです。

米ドル/円の長期チャート

最初に、2007年以降の長期チャートを確認しましょう。下の通りです。リーマンショック直前の2007年は大幅円安、その後、2012年まで円高が続いた後、再び円安になっている様子が分かります。

米ドル/円の長期チャート(2007年~)

2つのパターンでシミュレーションしましょう。

1は、円安のピークに買ってしまった場合です。その後、何年も続く円高に苦しむことになります。この最悪の状況でも最終的にプラスで利食い決済できるなら、スワップポイント狙いは有効な方法だと考えられます。

逆に2は、最高の状態で買った場合です。ほぼ最安値で買っています。この場合もシミュレーションしましょう。

スワップポイントの推移

ちなみに、米ドル/円を1万通貨買って保有し続けた場合の、1年間のスワップポイント益は以下の通りです。2013年を中心として、スワップポイント益がとても小さくなっています。

これは、世界的な低金利を反映しています。2015年以降、再びスワップポイントが大きくなっていることが分かります。

年度 スワップ金利 年度 スワップ金利
2007年 54,203円 2013年 894円
2008年 18,731円 2014年 1,474円
2009年 2,789円 2015年 3,028円
2010年 1,918円 2016年 10,735円
2011年 1,258円 2017年 17,525円
2012年 1,372円

スワップポイント合計額

では、最初に、米ドル/円を買ってから、2017年末までずっとポジションを保有し続けた場合の、スワップポイント累計額の推移を確認しましょう。

スワップポイント合計額

1年間で得られるスワップポイントは、いつもプラスでした。このため、いつ取引を開始しても、スワップポイント累計額は右肩上がりになります。

そして、2012年に米ドル/円を買った場合に比べて、2007年に買った方が、スワップポイント累計額が大幅に大きいことが分かります。

これは当然です。スワップポイントを毎日もらえるのですから、早く買った方が有利です。ということは、2007年よりも2005年、2005年よりも2000年に買った方が有利だった、ということになります。

このグラフだけを見ると、少しでも早く買った方が良いということになります。しかし、為替レートは日々変化します。

そこで、スワップポイント累計額にポジションの含み損益を加えた損益で考えましょう。そのポジションの本当の損益は、「スワップポイント累計額」と「ポジションの含み損益」の合計額になります。

2012年に買ったポジションの損益

最初に、2012年1月に買ったポジションの本当の損益推移を、シミュレーションで確認しましょう。下のグラフは、含み損益のグラフです。

2012年からの為替損益グラフ

歴史的な円高にあるときに買いましたので、含み益がどんどん大きくなっている様子が分かります。1万通貨買っただけなのに、最大で40万円台の含み益になっています。

このグラフに、スワップポイント益を加えたものが、下のグラフです。

2012年からの損益集計グラフ

グラフの形にほとんど差がないように見えます。

含み益は、最大で40万円台になりました。一方、2017年末時点で、スワップポイント益は3万円台です。このため、含み益の方が巨大なので、スワップポイント益は目立たない存在になっています。

スワップポイント益は、長期的にみた場合に威力を発揮します。しかし、蓄積額が十分でないうちは、評価損益の影響力の方が大きいことが分かります。

いずれにしましても、2012年に買っていれば、とてもハッピーな展開です。いつ利食いしても良いですし、利食いしないで、スワップポイントをさらに積み上げても良いでしょう。

2007年に買ったポジションの損益

次に、2007年1月に買ったポジションの損益のシミュレーション結果を確認しましょう。最も円安の時に買って、その後に歴史的円高を記録しています。

含み損は悲惨なことになっています。下のグラフの通りです。

2007年からの為替損益グラフ

2007年1月に買った後、少し含み益になっています。その後、含み損拡大です。含み損が大きくなる過程で、為替レートが円安に移動する場面が何度もありました。

このため、円高になったら苦しい思いをして、円安にいくらか戻したら、更なる戻しを期待して…という、精神的に疲れる展開だったと予想できます。

この円高の過程で、多くの人が大きな損失を被ったと予想できます。

しかし、よく見ると、2015年でプラスに復活していることが分かります。すなわち、損切りしないで我慢していれば、何とかなったことを示しています。

このグラフに、スワップポイント益を反映してみましょう。下の通りです。

2007年からの損益集計グラフ

含み損が大幅に減り、2014年後半以降はプラスで推移する場面が多かったことが分かります。

すなわち、ポジション保有期間が長くなればなるほど、為替差損益よりもスワップポイント蓄積額の影響力の方が大きくなる、ということです。

スワップポイント蓄積額の影響力が強くなる理由

では、なぜスワップポイント益の影響力が大きくなるのでしょうか。その理由は2つです。

たとえば、ある通貨ペアを100円で買ったとします。その後、98円になったとします。2円のマイナスです。その後、101円まで円安になったとします。含み益は1円です。

差損益は、蓄積しません。常に、「自分が買った為替レートと、今の為替レートの差」で評価します。

一方、スワップポイントは、毎日積み重なります。スワップポイントが1日当たり50円ならば、今日のスワップポイント合計額は50円、明日になれば100円、その次の日には150円、という具合です。

1日当たりの金額は小さくても、「塵も積もれば山となる」がそのまま当てはまります。

少しでも早く買い、少しでも円高のときに買う

以上のシミュレーションから、スワップポイント狙いのトレードで成功する秘訣が2つ見えてきます。

ポジションを長期間保有すると、円高になって含み損が大きくなる場合もあるでしょう。そこで、レバレッジは何倍が適切か?を考える必要があります。

今回の試算で、最も円安のレートは125円弱です。そこから、歴史的円高の75円まで進んでいます。最も円安の時に買ったとしても、レバレッジが2倍だったなら、生き残ることができました。

今後の為替レートの推移は不明ですが、レバレッジは2倍未満にすることが、一つの目安になるでしょう。

米ドル/円のスワップ金利が有利なFX会社

会社名 取引単位 詳細
SBI FXトレード 89円 1通貨
YJFX 79円 1,000通貨
マネーパートナーズ 50円 1万通貨(※1)
DMM FX 72円 1万通貨
GMOクリック証券 84円 1万通貨
外為オンライン 70円 1万通貨

※スワップ金利は日々変動している可能性があります。公式サイトでご確認下さい。
(※1)Fxnanoは、100通貨単位で取引可能です。

以上、このカテゴリでは「トレード手法」をテーマにしてきました。次のページ以降からは、チャートを眺めて将来の値動きを考える「チャート分析(テクニカル分析)」をテーマにしたカテゴリです。

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