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チャートを見て取引するのは楽しいですが、問題があります。それは、FXで長時間過ごすのは難しいということです。

仕事や学校がありますし、遊びたいですし、やることはたくさんあります。すると、放置して勝手に稼いでくれる方法があればいいな、と考えるかもしれません。

放置できるトレード

FX以外で放置できるトレード例は、以下の通りです。

いずれも放置できる方法です。ただし、放置できるというだけであって、いつも大きな利幅を期待できるわけではありません。大相場に遭遇できればラッキー、というイメージです。

では、FXで放置できるトレード手法には、どのような方法があるでしょうか。2種類検討しましょう。

すなわち、スワップポイント狙いと、リピート系FXです。

放置トレード例:スワップポイント狙い

スワップポイントは、外貨預金の金利や株式投資の配当と比較されることがあります。そこで、仕組みやスワップポイント狙いの有効性を確認しましょう。

スワップポイントをもらえる仕組み

例えば、FXで米ドルを買って、対価として円を支払うとします。米ドルと円を交換したということです。このとき、通貨そのものだけでなく、金利相当額も交換しています。

よって、米ドルを持っていれば、米ドルの金利相当額をもらえます。そして、円を渡したので、円の金利相当額を支払います。

この、金利相当額のやり取りの合計が、スワップポイントです。

円は、低金利です。そこで、円を使って金利が高い通貨を買って放置すると、スワップポイントを毎日もらえます。

毎日というのが、他の代表的な金融商品と異なる点です。外貨預金、投資信託、株式の配当など、年に1回~数回の払い出しです。しかし、スワップポイントは毎日もらえます。

そして、スワップポイントをもらいながら、円安になるのを待ちます。円安になれば、含み益とスワップポイント益の両方でおいしいということになります。

逆に、円高になると、含み損になります。

外貨預金、投資信託、株式の長期保有で、含み損になったからといってすぐに売却するでしょうか。おそらく、しないでしょう。スワップポイント狙いの場合も、含み損になってもそのまま保有するのが基本です。

スワップポイント狙いで放置すると、成功できるか

さて、このスワップポイント狙いですが、どれほど有効でしょうか。過去の例を使って考察します。

スワップポイントの大きさは、FX各社で異なります。そこで、公的な取引所である「くりっく365」のデータを使って検証しましょう。

スワップポイントの大きさ

下のグラフは、米ドル/円を1万通貨買って放置した場合の、毎月のスワップポイントの大きさを示したものです。

2008年のリーマンショック辺りを境にして、スワップポイントが急激に小さくなった様子がわかります。また、2016年ごろから復活している様子も分かります。

米ドル/円のスワップポイント

注目したいのは、月間でマイナスに転落した期間がわずかしかないことです。基本的には、米国の金利は日本よりも高いです。これが反映されています。

為替レートの推移

次に、為替レートの推移を確認しましょう。2008年のリーマンショック前後では、多くの人がロスカットで損したようです。

スワップポイントはプラスなのに損切りになったということは、円高で含み損が大きくなったということです。そこで、この期間の為替レートの推移を確認しましょう。

米ドル/円の為替レートの推移(2006年~)

2007年頃から、大きく円高になっていることが分かります。しかし、2012年から円安になっている様子も分かります。

含み損は想定内

すなわち、含み損を抱えていてもロスカットせずにポジションを持っていれば、最終的に含み益にできたということです。さらに、スワップポイント益も加わります。

よって、レバレッジを小さくしていれば、円高でも耐えることができました。

外貨預金や投資信託では、価格が暴落しても強制ロスカットになりません。それは、レバレッジが1倍だからです。極端な話、米ドル/円が1円になっても、外貨預金は強制ロスカットになりません。

FXでリーマンショック前に米ドル/円を買っていても、レバレッジを小さくすれば、最終的に成功できた可能性があります。レバレッジは小さくしましょう。

放置トレードをした場合の、真の損益

スワップポイント狙いの場合、損益は2つの要素で決まると分かりました。すなわち、スワップポイントと含み損益です。

そこで、2006年1月2日に、米ドル/円を1万通貨買ったとしましょう。その後の評価損益とスワップポイントの合計(=真の損益)は、どうなったでしょうか。下のグラフの通りです。

米ドル/円スワップ狙いの評価損益

2008年のリーマンショック後、含み損が大きくなっていることが分かります。しかし、2014年くらいからプラスに転じていることが分かります。

2006年1月の為替レートは、116円です。よって、2016年以降は含み損になっています。しかし、上のグラフのとおり、真の損益はプラスになっています。

これは、積み重なったスワップポイント益がとても大きいからです。少々の含み損ならば、問題ないという状態です。

上のグラフから言えるのは、スワップポイント狙いで放置するなら、とことん放置すべきということです。そうすれば、円高になっても損益をプラスにできます。円安になったら、利食いします。

注意点は、2つでしょう。

将来の話なので、なかなか難しいです。しかし、過去の例を見る限りでは、米ドル/円や豪ドル/円などの先進国通貨ペアが候補になります。

スワップポイントの仕組みにつきましては、別記事「スワップポイントを受け取ろう」でご確認ください。

放置トレード例:リピート系FX

上のスワップポイント狙いは有効ですが、問題があります。それは、なかなか利食いできないことです。

外貨預金も投資信託も、利食いは最後に実行します。しかし、それでは面白くないかもしれません。そこで、リピート系FXについて考察しましょう。

リピート系FXとは

リピート系FXという名称は、一般的でないかもしれません。トラリピやループイフダンという名前の方が有名でしょう。これらを使って、放置のトレードをします。

例えば、以下のとおり、できるだけ広い範囲に発注します。

100円で買って、101円で利食い(この注文の繰り返し)
99円で買って、100円で利食い(同上)
98円で買って、99円で利食い(同上)
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リピート系FXのイメージ

FXは、為替レートの動きを考えながら取引しますので、難しいです。しかし、動きうる範囲全体で繰り返しの注文を出してしまえば、相場予想をする必要がありません。

この記事では、放置のトレードを考えています。為替レートが動きうる範囲全体に買い注文を出してしまえば、あとは放置でOKです。自動売買で繰り返し取引してくれます。

スワップポイント狙いとの比較

スワップポイント狙いを比較するとき、リピート系FXはメリットが大きいです。と言いますのは、スワップポイントに加えて利食いを期待できるからです。

為替レートが上下動してくれれば、スワップポイント狙いよりも大きな成功を期待できます。

しかし、デメリットが一つあります。それは、取引数量が大きくなりうることです。

スワップポイント狙いでしたら、1万通貨買って放置ができます。しかし、リピート系FXの場合は、数多くの注文を広い範囲に設定します。このため、取引数量が多くなる可能性があります。

取引数量が大きくなれば、その分だけ、準備すべき証拠金も大きくなります。この点で、放置のリピート系FXは、資金力がある人の方法と言えます。

ただし、マネーパートナーズ【FXnano】口座は、最低取引数量が100通貨です。そして、リピート系FXができます。

FX各社のリピート系FXは、スプレッドが少し広いという特徴があります。その分だけユーザーに不利です。しかし、マネーパートナーズの場合は、裁量トレードの通常スプレッドをそのまま使って取引できます。

放置のリピート系FXを、少額から実行したい場合、マネーパートナーズ【FXnano】口座が有力な選択肢になります。

なお、リピート系FXの詳細につきましては、別記事「リピート系注文の比較・徹底検証」でご確認ください。

次ページでは、インジケーターを利用した「移動平均線を使ったトレード手法」を紹介します。

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