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ひろぴーのスイングトレード

保有ポジションの調整

今回は、トレードが上手くトレンドにのっている際に、保有しているポジションをどのように調整していくかについてお話ししたいと思います。

トレンドの違いを見極める

皆さんは、トレンドと聞くとどのようなイメージを持たれるでしょうか?

FX初心者向けの書籍には、「トレンドとは、高値と安値を切り上げている=上昇トレンド、高値と安値を切り下げている=下落トレンド」という説明が書かれていることが多いと思います。

僕の中では、トレンドは大きく2種類に分けて考えます。

この2種類のトレンドの違いを把握しておくことで、「利益が乗っているポジションを丁寧に扱い、収益を確保することに結びつけることができる」と考えています。

今回はその点についてお話をしていきたいと思います。

ひたすら下落するトレンド

下のチャートの四角で囲んだエリアは、ひたすら下落しているトレンドです。このシリーズでも何度か類似チャートをご紹介をしましたが、このチャートは”売れば儲かる”という典型的な下落トレンドですね。

GBP/JPY4時間足(下落トレンド)

ローソク足がSMA7の下側で推移し続けている場合(四角で囲んだエリア)は、ポジションに触ることなく放置プレイでOKです。

利食いを考えることよりも、むしろ思惑通りに動かなくなった場合の「損切り」や戻り局面での「増し玉」に注力しておきましょう。

四角で囲んだエリアの先の赤丸部分では、SMA7が波打っていますね。そして、ローソク足が3本連続してSMA7の上側で終値を付けています。このタイミングは、前回説明した『利食いポイント』になりますので、利食いしてポジションをクローズ(手仕舞い)します。

トレンド中に現れる『チャネル』

下のチャートの四角で囲った部分に着目してみます。

同じ下落トレンドでも、中盤から終盤にかけて徐々に山と谷の”波”が大きくなってきています。この部分を『チャネル』と呼んでいます。

チャネルを形成するトレンドは、見た目は単調な形をしていますが、安値を少しだけ更新して深めに高値へ戻す傾向が強く出るケースもあるため、実際にトレードをしてみると難しいことが多いです。

下落トレンド中のチャネル図(GBP/JPY4時間足)

チャネル相場での注意点

チャネル相場でポジションを持つ場合の注意点を紹介します。

チャネルを形成する際の傾向としては、深めの波が2回連続出現すると、その後、3回、4回と増えていくことが多いです。

1回目の波が発生した時点では、単純な”戻り売りポイント”として認識され、追加ポジションを建てるチャンスと思ってしまうかもしれません。つまり、「手仕舞いのタイミング近し」とは認識されません。

しかし、トレンド発生中に大きな波が出現(上図赤丸部分)したら、「いよいよチャネルに突入か?」と気を引き締め直し、次に来るかもしれない”第2波”に備えます。

チャネルでのポジション調整ポイント

チャネル相場に突入したと判断した場合、安値を更新した後の戻り(上昇)局面においては、追加ポジションを建てるのではなく、早めの利食いを想定しておきます。

下のチャートは、上図の四角で囲んだエリアよりも少し広い範囲を拡大した図です。赤の矢印ポイントが利食いポイントです。

チャネル利食い図(GBP/JPY4時間足)

SMA7を終値で突破してチャネルに突入したと判断した場合、最初の波を見送るという方法もありますが、保有ポジションを少しだけ利食いするという判断もあります。そして、第2波、第3波・・・というように、段階的に利食いしていくという方法です。

この場合の利食いするポジションは、追加でエントリーしたポジションをメインに考え、高値圏でエントリーしたポジションは保有しておいても構いません。

チャネル突入前のポジション

ひたすら下落するトレンド相場での戻り上昇局面は、絶好の追加ポジションのタイミングです。しかし、追加ポジション保有直後に第1波が来ました。下図は、その一例です。

チャネル初期の利食い図(GBP/JPY4時間足)

チャートではSMA7にタッチ後(赤矢印)、一旦下落したあとに第1波(青矢印)が来ました。その後高値を付けて再び下落に向かい、含み益が増したという結果です。

しかし、それは結果です。そして、相場に絶対などありません。

この場合は、迷わず損切りするのが賢明です。4時間足ですから確認できるタイミングにもよりますが、SMA7を終値で突破して売値に近づいたら「即損切り」して下さい。

チャネル中のエントリーについて

下のチャートは、チャネル終盤に現れた比較的大きな波です。赤い矢印部分は、戻り局面での追加ポジションのエントリーポイントです。

チャネルでNGのエントリー図(GBP/JPY4時間足)

説明する必要も無いくらいポジション保有後の上昇幅が大きいですね。おそらくロスカットにあうでしょう。このことから、チャネル相場に突入した後の追加エントリーは、できるだけ避けた方が良いかもしれません。

このように、チャネル相場に突入した場合は、いかに保有ポジションの含み益を失わずに、段階的に利食いしていくかを考えていく必要があります。

チャネル相場でのおさらい

次回は、トレンドの終盤に起こる『乱高下』を乗り切る方法について説明したいと思います。

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