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長期のトレード手法

FXの一般的なイメージは、レバレッジをかけて短期売買を繰り返すという感じかもしれません。しかし、買って長期で放置する、というトレードも可能です。いわゆる長期投資です。

この長期投資ですが、大きく分けて2種類あります。

そこで、長期のトレード手法として望ましいのはどちらか、それぞれのメリット・デメリットを考察します。

米ドル/円の長期トレード

米ドル/円で長期トレードすることを想定しましょう。最初に、1990年代後半からの為替レートの動きを確認しましょう。セントラル短資FXからの引用です。

米ドル/円長期チャート

月足チャートですが、ローソク足が見づらくなるほどの長期です。この期間の高値と安値を調べますと、以下の通りです。

10年単位で長期保有しようという場合、2011年に買えば良かったということになります。数年単位のトレードならば、2011年に限定する必要はありません。上昇トレンドの初めあたりで買っておけばOKということになります。

豪ドル/円の長期トレード

もう一つ、長期チャートを確認しましょう。豪ドル/円です。こちらは、米ドル/円よりも底値が分かりやすいです。

豪ドル/円長期チャート

チャートを見ると、大きな円高は2回あり、両方とも同じくらいの為替レートだと分かります。具体的には、以下の通りです。

そこで、次回も超円高の機会があるとすれば、55円前後で買うのが有力な選択肢になります。そして、何年か経過してから豪ドル円が100円になるのをジッと待ちます。

一般的に、豪ドル円は高金利通貨ペアとして知られています。そこで、数年間待つ間、スワップポイントをもらい続けます。

チャート分析の問題点

上のチャート分析で問題があるとすれば、「チャートを後から見て考えている」ということです。

例えば、2011年に米ドル/円を75円で買えば良かったというのは、チャートを見れば明らかです。では、実際に2011年に大きな資金を投入して買えたか?ということです。この時期に大きく買うのは、とても難しかったでしょう。

「安値になったら、自分は買えるぞ!」と思うかもしれません。では、次にこの安値が来るのはいつでしょうか。もう二度とこないかもしれませんし、来年かもしれません。

安値がいつ来るのか分かりません。

あるいは、安値に限らず、今後の値動きはどうなるでしょうか。これが分かれば、大きな資金を投入して、大きな利食いを狙うことができます。

今後の値動きが分からないので、困ります。そこで、リピート系注文が候補になります。

リピート系注文で長期トレード

リピート系注文の特徴は、「安値を狙って買わなくて良い」ことです。同様に、「高値を狙って売る必要もない」ことです。

広い範囲に注文をばらまくように発注します。そして、それぞれの新規注文が約定したら、小さな利益で利食いします。利食いしたら、再び元の位置で新規買い注文をします。これを繰り返します。

下は、イメージ図です。

青の曲線は、為替レートの動きです。円高になるたびに少しずつ買って、少しの利幅で利食いする様子を描いています。これを自動で取引します。

リピート注文概念図

米ドル/円で長期リピート系注文

では、米ドル/円で長期のリピート系注文をしてみるとしましょう。下に、月足チャートを再掲します。

米ドル/円長期チャート

この範囲全体に買い注文を出しても構いません。しかし、147円で買ってから75円まで下落すると、1,000通貨ずつ買うとしても、含み損がひどいことになりそうです。

そこで、範囲を狭くします。

140円台に比べると、かなり穏やかな設定です。しかし、75円から125円まで注文するということですから、その範囲は50円にも及びます。とても広い範囲です。

必要証拠金の試算

では、この範囲に注文を出す場合、どれくらいの証拠金が必要になるでしょうか。以下の条件で試算しましょう。

【試算の条件】

・強制ロスカット水準:米ドル/円=75.00円
・1注文で1,000通貨の取引

試算例で分かりますとおり、注文と注文の間の距離を狭くすればするほど、多額の証拠金が必要になります。

試算3の場合、必要な証拠金が最も少なくなります。しかし、注文と注文の間の距離が200銭もあります。売買注文の成立頻度は、他の場合に比べて低くなります。

ある程度のトレード頻度を確保しつつ、長期にわたってトレードを継続しようとする場合、資金力が必要になるでしょう。

なお、利食いを繰り返すと、証拠金が積み上がっていきます。よって、時間の経過とともに、強制ロスカット水準は円高方向に動くでしょう。

このため、必要な証拠金全額を最初に準備せず、少し足りないくらいにしておくことも可能です。利食いで証拠金が増えることに期待する、という方法です。

強制ロスカットのリスク回避

しかし、強制ロスカットになってしまう場合、多額の資金を投入しているため損失額も大きくなりがちだというデメリットがあります。

このリスクを軽減するには、米ドル/円=75.00円でも強制ロスカットにならない資金を、始めに準備するとことになります(ちなみに、米ドル/円の円高記録は、正確には75.30円くらいです)。

「完全に放っておいても利食いを繰り返す」というのはトレードの理想形かもしれませんが、その実現はなかなか簡単ではないことが分かります。

長期保有とリピート系注文を同時に使う

以上の通り考えますと、買って長期で保有するトレードと、長期リピート系注文には、それぞれメリットとデメリットがあります。

長期保有

長期リピート系注文

そこで、これらを同時に使うという方法があります。例えば、以下の通りです。

こうすれば、円高になるのが待ち遠しくてどうしようもない、という状態を回避できます。

上のリピート系注文試算例では、75円~125円で買うことにしています。これを、例えば75円~120円で買うことにすれば、必要な証拠金を減らすことができます。75円~115円の範囲にすれば、もっと減らすことができます。

ここまで、リピート系注文の様々な手法をご紹介してきました。最後は、リピート注文を「手動」で行う方法を紹介します。

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