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ポンドの値動きは大きい

ポンド/円(GBP/JPY)の値動きの特徴は何でしょう?と問われるとき、「値動きの幅が大きい」と答える方は少なくないと思います。

1日で100銭程度動くことは時々ありますし、場合によっては200銭なんていうこともあります。

では、他の通貨ペアと比較して、本当に値動きが大きいのでしょうか。過去1年くらい(2015年夏まで)の為替レートのデータを、マネーパートナーズの取引システム「HyperSpeed NEXT」からダウンロードして比べました。

下の表は、1時間当たりの価格変動の大きさ(高値-安値)の平均値を比較したものです。

通貨ペア 1時間当たり値動き(銭) 比率(※)
米ドル/円 18銭 56%
ユーロ/円 27銭 84%
ポンド/円 32銭 100%
豪ドル/円 20銭 63%
NZドル/円 20銭 63%

(※)ポンド/円を100%とする場合の比率。

上から3番目がGBP/JPYです。他の通貨ペアよりも明らかに値動きが大きいことが分かります。GBP/JPYは、1時間当たり32銭も動いていました。これは、早朝で為替レートが動かない時間帯を含めての平均値です。

それを考えると、とても値動きが大きいことが分かります。

また、上の表では、GBP/JPYの値動きの大きさを100%とした場合に、他の通貨ペアはどのくらいだろうか?という数字も掲載しています。米ドル/円(USD/JPY)についてはGBP/JPYの半分近くの値動きしかないという結果です。

GBP/JPYの時間帯別価格変動率

上で紹介しましたように値動きの大きなGBP/JPYですが、1日の間の値動きの様子はどうでしょうか。下のグラフをご覧ください。

英ポンド円の時間帯別価格変動率

ポンド/円【GBP/JPY】の値動きが活発な時間帯は?

GBP/JPYも日本時間の昼は値動きが比較的小さく、夜に大きいということが分かります。詳細に見ていきましょう。

午前4時~午前8時くらい

FXの営業日が変わる時刻(午前6時または午前7時)を挟むあたりは、GBP/JPYの値動きが小さいことが分かります。値動きが大きいGBP/JPYではありますが、この時間帯のトレードは難しいかもしれません。

午前9時~午前10時くらい

値動きが少ない時間帯ではありますが、日本の経済活動が始まる時刻である9時以降は、いくらか値動きが大きくなる場面があります。

午前11時~午後2時くらい

そして、再び値動きが小さくなります。「日本時間の昼は値動きが小さい」という印象を持っている方は多いと思いますが、それが数字でも裏付けられています。

午後4時~午後11時くらい

この時間帯に最も値動きが大きくなります。よく見ると、午後5時を中心とする時間帯の値動きのほうが、午後11時を中心とする時間帯よりも値動きが大きくなっています。これは米ドル/円(USD/JPY)などとは異なります。

ポンドは欧州の通貨ですから、欧州で取引が開始される日本時間夕方ごろの取引が最も活発なのかもしれません。

深夜0時以降

あたかもクールダウンするかのように、早朝に向けて価格変動率が小さくなっている様子が分かります。

ポンド/円【GBP/JPY】トレードの狙い目の時間帯

GBP/JPYの値動きは本当に大きい?

上の時間帯別の値動きグラフを見て、気付いた方がいらっしゃるかもしれません。「価格変動を値幅(銭)で見るととても大きいけれども、変動率(%)でみると、そうでもないな」と。

ここで、もう一度、GBP/JPYの時間帯別変動率のグラフを確認しましょう。比較するために、ニュージーランドドル/円(NZD/JPY)の価格変動率のグラフも掲載します。

英ポンド円の時間帯別価格変動率
ニュージーランドドル円の時間帯別価格変動率

NZD/JPYのほうが、価格変動率が大きいことが分かります。しかし、値動きの大きさはGBP/JPYが一番でした。その表を抜粋して再掲します。

通貨ペア 1時間当たり値動き(銭) 比率(※)
ポンド/円 32銭 100%
NZドル/円 20銭 63%

これは、どのように考えれば良いのでしょうか。

このカラクリは、為替レートの水準(数字)にあります。歴史的に見て、GBP/JPYとNZD/JPYの値動きの範囲は以下の通りです。

NZD/JPYはGBP/JPYの半分以下の水準です。両方の通貨ペアでそれぞれ10円動いたとしたら、GBP/JPYの場合は為替レートの5%くらいの変動で済むかもしれませんが、NZD/JPYだったら、10%~20%超の大変動です。

以上のことから、GBP/JPYの価格変動率は他の通貨ペアに比べて大きくはないでしょう。ただし、値動きの数字そのものは大きいですから、取引の際に注意しましょう。

次のページでは、日本での取引量が米ドル/円に次いで多い、豪ドル/円(AUD/JPY)の値動きの特徴を考察します。

主要な通貨ペアの特徴

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