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広大な敷地を有するカナダ

カナダの地図を最初にご覧ください。北アメリカ大陸に位置する国です。

カナダの国旗と地図

この地図を見ると、北アメリカ大陸で圧倒的に面積が大きいように見えます。しかし、これは地図の特徴で、北極または南極に近くなるほど面積が大きく見えるだけです。では、カナダとアメリカ合衆国はどちらの面積が広いでしょうか。

カナダ:9,985,000平方キロメートル
アメリカ合衆国:9,857,000平方キロメートル

僅差でカナダのほうが広いという結果です。実は、両国の面積はほとんど同じです。

なお、地図の北東に大きな島があります。カナダではなくグリーンランドですが、ここはデンマーク領です。一般的にグリーンランドで名が通っていますから、そういう名前の国かと思いきや、実は違います。

というわけで、デンマークはドイツの北側にある面積の小さい国ではなく、とても広い国土を持つ国です。

FXでは存在感が薄い?

カナダは先進国の一員であり、G8を構成する国です。しかし、その割には日本での知名度が高くないような印象があります。

これは筆者の誤った印象にすぎないのでしょうか。これを確かめるために、FXにおけるカナダドル/円(CAD/JPY)の取引高を確認しましょう。注目度が高い通貨ペアは取引量が多いと予想できるためです。

FXの世界では取引高を完全に把握することはできないので、「くりっく365」のデータを使いましょう。「くりっく365」は公的な性質をもった取引所で、数多くの会社を経由してFX取引ができます。

取引数量(くりっく365)

下の表は、くりっく365における2017年の通貨ペア別取引高です。単位は枚です。1枚は10,000通貨です(南アランド/円は100,000通貨)。

順位 通貨ペア 取引数量(枚)
1位 米ドル/円 10,478,227
2位 南アランド/円 4,156,809
3位 トルコリラ/円 3,529,833
4位 ポンド/円 2,144,178
5位 豪ドル/円 2,018,878
6位 ユーロ/円 1,706,570
7位 ユーロ/米ドル 1,217,281
8位 NZドル/円 1,057,673
9位 ポンド/米ドル 658,807
10位 豪ドル/米ドル 355,991
11位 ポーランドズロチ/円 261,339
12位 カナダドル/円 244,166

米ドル/円(USD/JPY)が圧倒的に多いです。それは当然として、CAD/JPYはどこでしょうか?上から探していきますと・・・ありました。取引量は12番目です。

主要通貨ペアというには、あまりに取引量が少ないといえるでしょう。くりっく365で取引できる通貨ペア数が24であることを考えると、マイナー通貨ペアだというのは無理があるようにも思いますが、それに近いかな・・・という印象です。

なぜここまで取引量が少ないのか?それは良く分かりませんが、CAD/JPYに対する関心が低いことは確かなようです。

円安になっても各国から反発されない理由は?

以前は、日銀が市場介入してUSD/JPYを円安方向に誘導すると、各国から懸念を表明されたり、各国の業界団体が反対声明を出したりして大騒ぎになったり、ということがありました。

しかし、2012年後半からの円安局面では、強烈な円安にもかかわらず国際会議などでの日本批判はなく、まるで何事もなかったかのように話が進んでいるようです。

以前とは大きな違いです。この理由はどこにあるのでしょうか。以前は、円安とはすなわち日本の貿易黒字拡大を意味していました。

簡単な例で考えましょう。

CAD/JPY=100円だったものが、いきなりCAD/JPY=200円になりました。A社はカナダで10ドルの商品を売りました。以前は円換算の収益は1,000円でしたが、円安になったので2,000円になりました。

10カナダドルという売り上げは同じでも、円換算で大きく違います。そこで、A社はカナダで大幅値引きサービスを実行しました。定価を50%下げて5ドルにしたのです。

カナダドルで見れば半額の大サービスです。しかし、円換算すると、収益は以前と変わらない1,000円です。A社は半額サービスしても痛くありません。むしろ、同じものが半額だというので、カナダでのシェアが急上昇し、カナダ国内の企業が打撃を受けました。

こんなことがあるので、円安誘導は反発を受けやすいです。

では、下の収支バランス表をご覧ください。これは、カナダと日本の貿易収支を示します。数字が上に伸びるほど、カナダが貿易黒字です。下に伸びるほど、日本の貿易黒字です。

カナダと日本の貿易収支バランス

2011年までは超円高時代です。よって、2009年、2010年とカナダの貿易赤字が減少し、2011年には黒字に転換した理由もこれで説明できそうです。

そして、2012年後半から一気に円安になりました。これでカナダは赤字に転落?しかし、転落していません。むしろ、黒字が拡大しています。

黒字が拡大しているのならば、円安になっても反対する理由はありません。これが、日本が円安になっても他の先進諸国が静かにしている理由です。

次のページは、政策金利が高い南アフリカランドの話です。

【超入門】主要国別に、特徴を知っておこう

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