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取引するために必要な資金(証拠金)

FX(外国為替証拠金取引)をするには、FX業者に口座を開設します。その際、一定のお金を担保として入金します。この担保金は「証拠金」「保証金」と呼ばれます。

この証拠金を使って、FXをします。日本では、証拠金の25倍(レバレッジ25倍)まで取引が認められています。下の絵は、レバレッジが10倍の例です。

FXの証拠金

この証拠金ですが、FXの世界では似たような名前がいくつもあります。それぞれ意味が異なりますので、この記事で確認しましょう。以下の4つを確認します。

有効証拠金とは

実際にFXを始めると、証拠金と似ているけれど違う、という単語に出会います。その一つが有効証拠金です。有効証拠金とは、現在の証拠金残高に評価損益を加えた額です。

有効証拠金 = 証拠金残高 + 評価損益

例えば、100万円を入金したとしましょう。そして、トレードの結果、10万円損したとします。しかし、現在保有中のポジションは、含み益が20万円です。この場合の有効証拠金額は、以下の通りです。

100万円 - 10万円 + 20万円 = 110万円(有効証拠金)

よって、有効証拠金は、含み損益によって金額が変化することが特徴です。資金管理という面では、少々扱いづらいです。

と言いますのは、今日の有効証拠金は100万円だったのに、1週間後は70万円に減っていたり、逆に150万円まで増えていたりするからです。

例えば、FXで取引する場合、レバレッジは2倍以内にしようと決めたとします。今の証拠金は100万円です。そこで、200万円分買いました。

含み損益がどうなるか、それは相場に聞くしかありません。事前に把握するのは無理です。その数字を基準にするのは、心もとないでしょう。

よって、「レバレッジは××倍までにしよう」という基準でFXをする場合、有効証拠金額でなく、取引開始時の証拠金額を基準にすると分かりやすいです。

必要証拠金とは

次に、必要証拠金を確認しましょう。必要証拠金とは、取引を始めるために最低限必要な証拠金のことです。

例えば、米ドル/円が100円のときに、1万通貨買うとしましょう。投資額は100万円です。レバレッジは25倍まで認められていますので、100万円を25で割ります。結果、4万円が必要証拠金となります(4万円の25倍は100万円です)。

4万円以上あれば、1万通貨買えます。

ただし、必要証拠金というのは、取引するために最低限必要な額というだけです。よって、25倍のレバレッジで買ったとたんに円高に動く場合、すぐに強制ロスカットになってしまう可能性があります。注意が必要です。

ポジション保有中の必要証拠金

なお、この必要証拠金ですが、ポジション保有後も随時変化するルールにしているFX業者が多いです。

例えば、1ドル100円のときに、1万通貨買ったとします。この時の必要証拠金は、4万円です。その後、1ドル90円まで円高になったとします。このとき、既に保有しているポジションについても、必要証拠金が変化します。

90円×10,000通貨×4%=36,000円

4万円必要だった証拠金が、3万6千円に減少しました。含み損なので面白くないですが、4,000円分だけ、資金に余裕ができました。

この必要証拠金の変化ですが、リアルタイムのFX業者もありますし、1日1回の場合もあります。高レバレッジで回転売買する場合、この差を確認しておくと良いかもしれません。低レバレッジで運用する場合は、あまり必要のない知識と言えそうです。

証拠金維持率

最後に、証拠金維持率を確認しましょう。

証拠金維持率 = 証拠金評価額 / 必要証拠金 × 100(%)

証拠金維持率が大きくなるのは、以下の場合です。

ということは、この数字が大きければ大きいほど、安全度も高いということになります。ただし、証拠金評価額が計算式に入っています。このため、含み損が大きくなると、証拠金維持率はあっという間に小さくなってしまいます。

含み損益がどうなるか、自分では操作できません。よって、資金管理の面では、証拠金維持率はやや使いづらいと言えるでしょう。

実際のトレードでの利用にあたって

以上、様々な証拠金を確認しました。実際の取引で使うにあたっては、どれも少々使い勝手が悪いです。と言いますのは、評価損益が計算式に入っているためです。評価損益は、自分の意思で制御できません。

そこで、安全度を高めるためには、以下の利用方法が良いかもしれません。

含み益がある場合

含み益を加算しないで、資金管理する(含み益はいつ消滅するか分からないから)。

含み損がある場合

含み損を含めて資金管理する。すなわち、その分だけ証拠金は減っているとして管理。

少しでも長くFXの世界で生き残るためには、厳しめの資金管理を心掛けたいです。

次のページでは、FXの取引によって「利益が出る仕組み」を確認しましょう。

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