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豪ドル円専門トレーダーケン太

豪ドル/円【AUD/JPY】を買うタイミング

こんにちは ケン太です。

前回は、私の「豪ドル円スワップ投資」について説明させていただきました。

スワップ投資は、一度ポジションを持ったら長期に保有することが多いです。銀行預金で言うと「定期預金に預けて利息をもらう」という感覚です。

長期に保有するといっても、ポジションを持つ(豪ドル円を買う)タイミングは大事です。あまり高いところで買うと、その後に下落したときに大きな為替差損を抱えることになります。

今回は、「豪ドル円を買う」タイミングについて説明したいと思います。

豪ドル円の月足

月足で豪ドル/円の価格推移を確認しましょう。下の図は豪ドル円の月足チャートです。(「DRV分析チャート」)

豪ドル/円月足チャート(2012年)

この時期は80円くらいで買って長期保有すれば、為替差損もなくスワップも安定的にもらえました。

この時期も85円くらいで買って長期保有すれば、為替差損もなくスワップも安定的にもらえました。

2007年に入ると豪ドル円の上昇速度が急になってきます。「急上昇、急落」を繰り返し、上記のチャートでは2007年10月31日に高値107.79円をつけて以降、高値は更新されていません。

2008年のリーマンショック後には歴史的な大暴落をし、2009年1月21日には安値57.29円まで売られました。

その後は急回復し、2009年後半から現在(2012年)までは75~90円の間で推移しています。

「2003~2004年」「2005~2006年」のように、比較的値動きが小さい時は、スワップ投資に適した時期といえます。値動きが小さいので、買うタイミングがつかみやすいのです。

2007年以降のように値動きが大きくなると、どこで買っていいのかタイミングが掴みづらく、「スワップ投資」には不向きな時期と言えます。

この月足では、豪ドル円の中心相場は80-84円くらいと見ることができます。

豪ドル円の週足

次に、週足で豪ドル/円の価格推移を確認しましょう。下の図は豪ドル円の週足です(「DRV分析チャート」)。期間は2010年7月から約2年間です。

豪ドル/円週足チャート(2012年)

リーマンショック後の大暴落から反発した後の、やや落ち着いた状態です。

値幅は74円~90円と「2003~2004年」「2005~2006年」と比べると大きいですが、少しずつ収まってきたように見えます。

この週足では、豪ドル円の中心相場は「80円くらい」と見ることができます。つまり、80円付近で買えていれば、為替差損のリスクは低かったと考えられます。

豪ドル円の日足

最後に豪ドル円の日足です。(「DRV分析チャート」)

豪ドル/円日足チャート(2012年)

今年(2011年)の1~2月の豪ドル円は81~84円くらいの静かな動きでしたが、3月の東日本大震災で状況が一変しました。3月17日には77.30円まで急落し、その1ヶ月後には90円近くまで上昇するといった値動きの荒い展開となりました。

5月以降はやや下落トレンドとなり、この原稿を書いている6月中旬は85円付近での動きです。85円を割れると、もう一段下落しそうに見えます。

この日足では、82~84円あたりが豪ドル円の中心線に見えます。東日本大震災前のレンジである「82-84円」が下値のサポートとして機能しそうです。

値動きのまとめ

豪ドル円の月足、週足、日足を見てきましたが、80~84円くらいが過去の豪ドル円の中心レンジということがわかりました。

これらを基準とすると、豪ドル円を長期保有する場合、80円以下で買ったら為替差損が出るリスクが低く、逆に84円以上で買ったら為替差損が出るリスクが高いといえます。

長期的な中心レンジを押さえておくことで、日々の値動きやニュースに惑わされることなく、豪ドル円の[買]を長期で保有し、安心してスワップを受け取ることができます。

「急落した時に買って、ある程度上昇したら売って為替差益も取る」というのが理想ですが、急落したときは、なかなか怖くて買えません。

初心者の場合は「中心レンジより下がったら、少しずつ買う」というのが比較的安全だと思います。

豪ドル円に大きな影響を与える経済指標

売買のタイミングを計る上で「経済指標」にも注意が必要です。影響が大きいと思われる指標を確認しておきましょう。

オーストラリア準備銀行総裁のコメント

通貨の場合、一般的に、先ゆき景気が良くなり、金利が上昇すると思われると買われます。また、景気が減速し、金利が下がると思われると売られます。

豪ドルは「高金利通貨」ですので、この金利動向が相場に大きく影響します。

オーストラリアでは、中央銀行であるRBA(オーストラリア準備銀行)が、政策金利などの金融政策を決定しています。原則として毎月第1火曜日に「金融政策委員会」を行い、政策金利を日本時間の13時半に発表し、夕方にRBA総裁のコメントを発表します。

最近では7月5日(火)にRBA理事会が開かれ、午後に政策金利が発表されました。結果は、市場の予想通りの「4.75%の据え置き」でした。

夕方のRBA総裁のコメントは、

「政策金利は適切な水準にある」

「インフレ率は向こう1年にわたり目標近くの水準にとどまる見込みだ」

「今年の成長率がこれまでの予想ほど力強くなることはないだろう」

「雇用の伸びは目先は鈍化するだろう」

以上のような内容でした。

6月までは「インフレを懸念する」というコメントが入っていましたが、今回は「インフレが目標水準にとどまる」という見通しに変更されました。

市場関係者は、豪国経済の減速と金利引き下げの可能性も考え始めました。

このコメントをきっかけに、87円付近だった豪ドル円は、次第に利益確定売りに押され7月13日には安値83.2円まで下落します。

このように、先行きの金利に対して市場の見方が変わるときは、相場が比較的大きく動く場合がありますので、毎月第1火曜日の「RBA政策金利発表」と「RBA総裁コメント」は注意しておく必要があります。

消費者物価指数(CPI)

もう一つ大事な指標が、豪統計局が四半期ごとに発表している「消費者物価指数(CPI)」です。

RBAはインフレターゲットを「年率2~3%」に設定して金利を決めています。したがって、 CPIが年率でインフレターゲットを超えると利上げの可能性が高まります。

豪統計局はCPIを翌四半期最初の月の下旬に発表します。発表時間は東京時間の10時半です。

最近では7月26日に第2四半期(4-6月)CPIの発表がありました。結果は前期比+0.9%、前年同期比で+3.6% でした。前年比で3%を超えましたので、RBAは政策金利を上げてインフレを抑制する必要性が出てきました。

26日の発表後は、豪ドル円がやや上昇しています。

このように、CPIからも豪ドル円の為替変動の傾向を読み取ることが出来ます。

最後に

前記した「豪ドル円を買うタイミング」のおさらいですが、FX取引のノウハウを勉強しても最大の問題は「いつ買って、いつ売るか?」です。

投資で利益を得るには、やはりタイミングが大事です。そのためには、全体的な相場環境を知ることが大切です。

つまり、今は何に投資すべき時期なのか? 何に投資してはいけないのか?といった、大きな流れを前述のような経済指標を参考に理解することが重要です。私はこのような経済指標をチェックし、トレードのタイミングを伺っています。

為替相場に大きな影響を与える指標の発表は、各FX会社のHPに掲載されています。最近ではSNSを使って、指標の予想や結果を配信してくれる会社もあります。

FX会社が提供する情報ツールは様々ありますので、上手に利用しましょう。

ケン太流 豪ドルスワップ金利生活-Back Number

プロフィール

豪ドルケン太

「豪ドル円専門」スワップ投資トレーダー

ケン太

プロフィール・経歴・活動実績など

本業はHPやブログを使った広告代理店。
2007年から「豪ドル円」のみを使ったFX取引を始める。
時間がない人でも利益を出しやすい「スワップ投資法」でコツコツ稼いでいます。 売買頻度は月に2-3回。日々の売買記録はブログで公開しています。 雑誌取材も受けており、直近ではBIG TOMORROW4月号に掲載中です。

執筆者のサイト

http://fxtrade365.blog78.fc2.com/

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