チャート分析の基礎知識 PC版イメージ チャート分析の基礎知識 スマホ版イメージ

チャート活用でトレンドをつかむ

FXで勝つためには、その時々の相場が上昇しているのか、それとも下降しているのか、トレンドを押さえることが必要です。というのは、相場が上昇しているときに買えば利益になりますし、逆に売れば損になるからです。

そして、トレンドを押さえるために最も利用されている分析手法に、チャート分析と呼ばれる方法があります。

チャートの種類は、数多くあります。このため、FXビギナーの方は、どのチャートを使って良いか迷ってしまうことも多いでしょう。

そこで、ここでは「トレンドを簡単に把握できるチャート」に絞って、その基礎部分と活用方法を確認します。

FXで威力を発揮するチャート【ローソク足】

ローソク足チャート

株価や為替の値動きをわかりやすく視覚化したものに、「ローソク足チャート」と呼ばれるものがあります。これをFXでも利用します。

現在の為替レートがどの位置にあるかが一目瞭然で分かり、多くの投資家が利用しているチャートです。テクニカル分析(統計的分析)の基本になります。

ローソク足は、期間の区切り方によって様々な種類に分けられます。

1日の値動きを示すものは「日足」、1週間なら「週足」、1ヶ月なら「月足」、1年なら「年足」といいます。期間が長い足は、スワップポイント狙いの中長期トレードにおいて、威力を発揮します。

また、これらを細分化した「1分足」「5分足」「15分足」「30分足」「60分足」なども使われます。こうしたタイムスパンが短いチャートは、デイトレードやスキャルピングなどの短期トレードで威力を発揮します。

ローソク足の作り方

ローソク足は、4つの為替レートを使って表現します。日足を例にして確認しましょう。

日足は、ニューヨーク時間の午後5時から始まり、24時間後のニューヨーク時間午後5時に終了します。一般的に、日本時間午前0時からの24時間ではありません。

なぜニューヨーク時間なの?しかも午後5時?ですが、アメリカ合衆国が世界経済の中心だからです。ニューヨークで多くの人のビジネスが終わるころ(午後5時)が、世界経済の1日の終了です。

日本時間でいえば、午前6時または午前7時になります。

ただ、これは便宜的な区切りです。よって、お好みで、東京時間を中心にしたチャートを作ることも可能です(一般的ではないですが)。

さて、本題に戻りまして、日足の4つの為替レートを確認しましょう。

上の4つの為替レートを使い、下の図のようにローソク足が作られます。

ローソク足詳細説明

同様にして、1時間足の場合、以下の4つの為替レートを使ってローソク足を作ります。その他の時間足も同様です。

ローソク足の見方【陽線と陰線】

ローソク足は、「陽線」と「陰線」に大別されています。

実体(胴体)部分からでている線を「ヒゲ」といいます。

上についているヒゲを「上ヒゲ(うわひげ)」、下についているヒゲを「下ヒゲ(したひげ)」と呼びます。ひげの長さや、トレンドのどのあたりで出現したかによって、ローソク足の持つ情報の意味合いが変わってきます。

ローソク足の基本パターン

ヒゲがない陽線は『陽の丸坊主』とも呼ばれ、上昇基調が強く、「買い」のサインと言われます。

ヒゲがない陰線は『陰の丸坊主』とも呼ばれ、下降基調が強く、「売り」のサインと言われます。

長い下ヒゲを持つローソク足は『カラカサ』『たぐり線』とも呼ばれ、
始値よりも安い値段で売られたものの、買い戻されて値段が戻ってきたことを意味します。底値付近で出現した場合は反転し、上昇する可能性があります。「買い」のサイン。

長い上ヒゲを持つローソク足は『トンカチ』とも呼ばれ、『カラカサ』とは反対の性質を持ちます。天井付近で出現した場合は反転し、下降する可能性があります。「売り」のサインです。

『コマ』と呼ばれるローソク足は、相場が迷っている状態を意味しています。よって、買い・売りどちらのサインでもありません。

『十字線』『同時線』と呼ばれるローソク足は、始値と終値が同じく、相場が方向を見定めている状態を意味します。天井や底で出現した場合は、相場が転換する可能性があると言われます。

ローソク足のパターンはこれ以外にもありますが、FXビギナーのうちはローソク足の実体(部分)とヒゲの長短、高値圏で出現か底値圏で出現かなどの基本部分をマスターしましょう。

ローソク足チャートの「ダマシ」

以上の基礎事項を確認し、覚えたとしましょう。そして実際にチャートを眺めたり取引したりすると、チャートのサインとは異なる値動きをする場合があります。これを、一般的に「ダマシ」と言います。

実際は、相場は私たちをダマそうとしているわけではありません。私たちが勝手に動く方向を予想し、外れたら「ダマシだった!」と話しているだけです。相場から見れば、勝手に悪者にされて何だよ!という感じかもしれません。

これは、相場の成り立ちを考えれば理解できるでしょう。

誰かが売ってくれるから、買える

私たちがある通貨ペアを買う場合、PCやスマホの向こうで、誰かが売ってくれます。誰かが売ってくれるから、買えます。売った人は、「今が売りだ!」と考えたから売っています。

逆も同様です。私たちがある通貨ペアを売る場合、PCやスマホの向こうで、誰かが買ってくれます。誰かが買ってくれるから、私たちは売れます。

買ってくれた人は、これから相場が上昇すると確信しているかもしれません。

私たちが買いで勝負するとき、ローソク足の基本的な知識で買いだと判断しました。しかし、売った人は、別のチャート分析を使って売ったのかもしれません。あるいは、重要人物が何か発言したのかもしれません。

世の中には情報があふれています。また、同じ情報に接しても、受け取る人によって感じ方は異なります。自分のお金がかかっていますから、みんな本気です。

こうして、お金を稼ぎたいという大勢の人々が、相場の世界で活躍しています。

ローソク足では買いのサインだったとしても、別の分析を使って売りだと判断した人が多ければ、売り注文が多くなります。買い注文よりも売り注文の方が多くなれば、為替レートは下落します。

常に相場が主人である

ローソク足は便利なツールですが、完全に信頼することは危険です。買いサインが出れば、為替レートの上昇確率が比較的高いようだ、という感覚で取り組みましょう。100%の完璧さを求めると、トレードできなくなります。

よって、「今、ここは上昇するサインのはずなのに、相場は下がっている。相場はおかしい!」と考えてはいけません。相場は常に主人であり、私たちはチャート分析で相場の方向を探ります。

チャート分析を主人にすると、どこかで痛い目にあいます。

ローソク足チャートは、主人である相場の進行方向を確認するツールです。ローソク足でチャート分析しつつも、主人は相場であって、チャートは従であると心得ましょう。

次のページ以降では、売買判断の助けになる様々なインジケーターの種類と基本的な分析方法を紹介していきます。

チャート分析を始めよう!

×
今月のオススメPick up!
脱・初心者編
FX初心者から中級者へ
最適なFX手法の見つけ方
チャート分析入門
売りで始めるFX
リピートFX特集
リピート系注文の比較・検証
トラリピ【M2J(マネースクエア)】
ループイフダン(アイネット証券)
トライオートFX(インヴァスト証券)
MT4(Meta Trader)
リピート系注文の比較
メリットが大きいのは?
リピートFXのトレード方法
リピート系はどれで取引すべきか
FX業者の比較
FX会社の比較するべき項目
スプレッド(コスト)で比較
スワップ金利で比較
取引できる通貨ペアで比較
少額取引できるFX会社
掲載FX会社一覧
脱・負け組編
勝てない状況から脱出するには
典型的な負けパターンを確認しよう
投資で資産を作ろう!守ろう!
FXのトレード手法に万策尽きたら
デモトレード活用術
デモトレード(バーチャルFX)
取引のパターンを確認しよう
デモトレードのやり方と手順
人気ブロガー連載コラム
ブロガー一覧
ゆったり為替
ゆきママ
維新の介
あおのり先生
為替王
ひろぴー
豪ドルケン太
アンディ
GT5
崖っぷちダメおやじ
サイト情報
免責事項・運営者情報
プライバシーポリシー
×