移動平均乖離率の特徴

移動平均乖離率の特徴を考察した記事で使ったチャートを、ここでもう一度確認しましょう。

移動平均乖離率図
  • 青線:移動平均乖離率の山の頂点を基準にして上に引いた線
  • 赤線:移動平均乖離率の谷を基準にして上に引いた線

赤線の位置で買い、青線の位置で売ると、とても良い成績を得られそうだと分かります。そこで、トレード手法を詳しく考察しましょう。

移動平均乖離率の特徴を利用したトレード手法

下落トレンドの売りトレード(案)

  • (1)移動平均乖離率がプラスになったら、間もなく反転下落する可能性を警戒する。
  • (2)反転下落したらすぐに売り、売りポジションを比較的長い期間維持する。
  • (3)移動平均乖離率がマイナス数%になったら、決済する。

下落トレンドの買いトレード

  • (1)移動平均乖離率のマイナス幅が大きくなったら、反転上昇する可能性を警戒する。
  • (2)反転上昇したらすぐに買い、比較的短い期間での決済を狙う。
  • (3)移動平均乖離率がプラスに転じたら決済する。

下落トレンドとはすなわち為替レートが下落しているということです。売りのトレードの方が、難易度が低いことが分かります。

上昇トレンドの場合は、この逆になります。以下の通りです。

上昇トレンドの買いトレード

  • (1)移動平均乖離率がマイナスになったら、間もなく反転上昇する可能性を警戒する。
  • (2)反転上昇したらすぐに買い、買いポジションを比較的長い期間維持する。
  • (3)移動平均乖離率がプラス数%になったら、決済する。

上昇トレンドの売りトレード

  • (1)移動平均乖離率のプラス幅が大きくなったら、反転下落する可能性を警戒する。
  • (2)反転下落したらすぐに売り、比較的短い期間での決済を狙う。
  • (3)移動平均乖離率がマイナスに転じたら決済する。

以上の通り概観すると、「今のトレンドは上か下か?」の判断が重要だと分かります。トレンド判断の方法はいくつもあるでしょうが、上のチャートを使って判断するならば、例えば以下の方法があります。

トレンド判定方法

上側のチャートで、移動平均線が右肩上がりならば上昇トレンド、下向きならば下落トレンド。

また、トレンドは常に形成されているわけではなく、ボックス相場という場合もあるでしょう。この場合は、状況にもよりますが移動平均乖離率は小さめで推移し、また、プラスとマイナスの大きさの差はあまりないでしょう。

よって、移動平均乖離率がどこに到達したら買う・売るというポイントを早く見つけて、後はそのシグナルに従ってトレードすることになります。

移動平均乖離率のトレードを補助するツール

なお、上のトレード手法を実践すると、少し困惑する場面があるかもしれません。例えば、買いの条件に、移動平均乖離率が反転上昇したらすぐに買うというものがあります。この「反転上昇したらすぐに買う」の部分が難しいかもしれません。

上のチャートは、既に終わった過去のものです。このため、いつ買うべきかが簡単に分かります。反転上昇を待たなくても、どこが谷なのかがすぐに分かります。

しかし、今現在為替レートが動いている中でこれを判断するのは、経験が必要です。このため、何度もチャートを見ることにより、経験値を高める必要があるでしょう。

経験値を高めるには、繰り返しチャートを見て慣れることが必要です。このトレード手法に限らず、経験値を高める作業(=チャートを何度も繰り返し見ること)を惜しまず実行しましょう。

なお、もう一つ何か判断材料を採用することにより、トレードチャンスかどうかの判断を容易にするという方法もあります。

例えば、当サイトでも紹介しているピンバーを併用する方法があります。移動平均乖離率の山や谷でいつもピンバーが出るわけではありませんが、山または谷と予想できる位置でピンバーが出現すると、そのシグナルはかなり確率が高いと期待できます。

次のページからは、ローソク足形状のみを参考にしてトレードする「プライスアクショントレード」の例を紹介していきます。

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