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トライオートFX「レンジ追尾」の設定を検証

「レンジ追尾」・・・インヴァスト証券のトライオートFXで利用可能なトレード手法です。為替レートが上昇しても下落しても利食いできるのがメリットです。

しかし、たとえレンジの中であっても、為替レートが一方向に大きく動くと少々厳しいです。

なぜでしょう?

それは、含み損が大きくなってしまうからです。円高になれば、買っているポジションの含み損が大きくなります。円安になれば、売っているポジションの含み損が大きくなります。レンジの幅が大きくなればなるほど、円高または円安になるときの含み損は大きくなります。

下の絵は、「仕掛けランキング」で、レンジ追尾の収益率が高い順に並べたものです。1位に輝いた仕掛け「レンジ追尾_ユーロ/米ドル_1k」のレンジ幅は1,200pipsです。

トライオートFX 「仕掛けランキング」画面

為替レートがレンジの上限まで動き、そこから1,200pipsだけ下落したら、含み損がとても大きくなるでしょう。

その間に数多くの利食いをするからOKとも言えますが、利食い額の蓄積が不十分な時には、ハラハラするかもしれません。

この状況について、インヴァスト証券はどのように考えているでしょうか。トライオートFXの公式ブログを読むと、「含み損になっても耐えなさい」という趣旨の記事が掲載されています。

なぜなら、為替レートがレンジで動いている限り、利食い額はどんどん積み重なるからです。一方、含み損は増えたり減ったりします。時間が経過すれば、そのうち含み損よりも利食い額の方が大きくなるよ!ということです。

しかし、そうなる前に為替レートがレンジを大きく離れてしまったら・・・?

この場合、面白くありません。

「耐えて我慢しなくても、レンジ追尾で好成績を収められないだろうか?」

こう考えたFXビギナーズ編集部は、当サイトがお世話になっているFX専業トレーダーに意見を求めました。このトレーダーは、当サイトで紹介している「窓のトレード」の手法を教えてくれた人です。

窓のトレード手法の成績は上々です。(詳細は「窓トレード実践編」をご覧ください。)

すると、彼からこんな答えが返ってきました。

「これは、ユーザーに過度に我慢を強いる設定ですねえ。」
「設定を少し変えるだけで、ストレスを減らせますよ。」
「また、リスクを減らしながら期待利益を伸ばすことも可能です。」

そこで、詳細を聞いてきました。その結果をご紹介します。

トライオートFXの「レンジ追尾」とは?

最初に、「レンジ追尾とは?」について確認しましょう。下の絵は、トライオートFX公式サイトからの引用です。

トライオートFX レンジ追尾

上の絵をもう少し分かりやすくして考えてみましょう。下の絵をご覧ください(インヴァスト証券から引用)。

トライオートFX レンジ追尾 仕掛け

これは追尾仕掛けの説明図ですが、これを買いと売りの両方で同時にやろう!ということです。要するに、レンジ追尾とはリピート系注文の両建てです(リピート系注文とは、トラリピやループイフダンに代表されるようなトレード手法を言います)。

両建てなので、為替レートが上昇しても下落しても利益確定決済ができます。とても素晴らしいです。

しかし、取引範囲が広いと、値動きによっては含み損が大きくなって、心情的にも現実にも厳しいかもしれないというデメリットがあります。

下の図は、含み損が一時的に大きくなる様子を描いています。分かりやすくするために、買いの場合だけ描いています。青丸で買い、赤丸で決済です。この曲線(為替レートの動き)はレンジの範囲内ですが、一時的に8個の買いポジションが含み損になっています。

トライオートFX 注文画面

この絵では再び価格が上昇していますので、全て利食いできてハッピーです。しかし、レンジを下方向に離れてしまい、数多くの損切りが成立しないとも限りません。

だから、苦しく感じます。この苦しみを緩和する設定を考察します。

レンジ追尾を修正する4つの方法

この苦しみを緩和し、リスクを減らしながら、より大きな成功を期待できる4つの修正方法をご案内します。

修正1・注文値幅と利食い幅

上の図では、一定幅で青丸が描いてあります。この青丸と青丸の間の距離を注文値幅と呼ぶことにしましょう。そして、買い注文が成立した後に利益確定決済をしますが、その大きさを利食い幅と呼びます。

この注文値幅と利食い幅の関係を全面的に見直します。具体的には、当サイト限定レポートリピート系取引の最適利幅は何銭?」をご覧ください。

このレポートに書いてある利食い幅を、ここでも採用します。

レンジ追尾の初期設定では「注文値幅=利食い幅」ですが、これを修正することで、より大きな利食い額の獲得を目指します。

大きな利食い額を確保しておけば、その後、仮に為替レートがレンジを離れて損切りが成立しても、ダメージを抑えることができます。損益合計でマイナスになる前に、さらに言えば、十分にプラスにある間に取引そのものを終了すればOKです。

為替レートがレンジの中を動けば、より速い速度での証拠金増を期待できます。

あるいは、大きな利食いを期待できる設定を採用しつつ、取引数量を減らすという方法もあります。

こうすれば、期待利益を維持しながらポジション数を減らせます。すなわち、為替レートがレンジから離れてしまう場合の損失を減らすことができます。

「期待できる利食い額は同じなのに、損失リスクは減少する」

とてもいい感じです。

修正2・円安部分で買わない、円高部分で売らない

もう一度、一時的な円高で苦しかった場面の図を確認しましょう。

トライオートFX 注文画面

この図では、1の買いポジションが邪魔です。利益確定決済が成立していないので証拠金の増加に貢献していないばかりか、円高になったときには最も大きな含み損を出すという状態です。

そこで、1の買い注文を出すのをやめます。含み損が嫌な場合、2の位置の買い注文を追加で削除しても良いでしょう。

売りの場合は上下反対で、円高部分での売り注文をやめます。

こうすれば、対策していない場合と比べて、含み損の大きさはかなり違ってくるはずです。最も含み損が大きい1や2の買いが消えてなくなるのですから。

修正3・大きな利食いを狙う

上の修正では、1と2の買い注文を削除しました。このため、注文の数そのものは減っています。そこで、注文本数を維持しながら、大きな成功を狙ってみましょう。

すなわち、「7または8の円高で買い、1または2の円安で決済する」という注文を追加します。このメリットは下の通りです。

メリット1:総注文数を維持して、取引の活発さを維持します。

メリット2:買ってから決済までの距離が長いので、大きな利食い額を期待できます。

メリット3:このポジションが損切りになっても、1または2の位置からの損切りに比べれば、損失額が小さくなります。

元々、為替レートは取引設定したレンジの範囲内で動くだろうと予想したから、この追尾レンジを採用しています。ならば、レンジの端で買って、含み益を大きく伸ばしてからレンジの反対側で決済を期待するのは、とても合理的な考え方ではないでしょうか。

売りの場合は、この反対です。

7または8の位置で売っていた注文をやめて、1または2の位置で売ります。そして、為替レートが7または8の位置まで円高になったら、決済します。

修正4・為替レートがレンジを外れたら全決済

為替レートがレンジを離れて動いたら、全て決済して取引を終了します。こうすることで、為替レートがレンジを離れてトレンドを作るときに、頑張って保有してしまって損失が巨大になるのを防ぎます。

塩漬け・・・失敗投資の代表格のように言われることがあります。これは、為替レートが期待と反対方向に動いたのに、損切りしないで頑張ってしまった状態を言います。

取引を開始するとき、レンジの大きさを設定します。それを外れて為替レートが動くということは、予想が外れたということです。

予想が外れた後も頑張って取引を続けてしまうと、含み損のスパイラルから抜け出せなくなるかもしれません。そのリスクを完全に排除します。

まとめ

以上、4つの修正方法を考察しました。損失リスクを少しでも小さく、そして、期待利益を少しでも大きくするための案です。

しかし、全て採用すべきというものではありません。読者の皆様が、それぞれ検討して採否を決めていけばよいかと思います。

検討した結果、全て却下するということもあるでしょう。トレードの正解は一つではありませんので、ゆっくり考えて行動しましょう。

リピート系トレード方法の検証・比較

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