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FX(エフエックス)とは、とても簡単に説明するならば「通貨と通貨の交換」です。例えば・・・

日本で使われている通貨と言えば円です。そして、米国(アメリカ合衆国)で使われている通貨は米ドルです。

通貨の交換

日本で米ドルを使ってモノやサービスを買うのは大変です。米国でも同様でしょう。ニューヨークあたりで円を出しても、「ドルを出してよ!」と怒られてしまうかもしれません。そこで、円と米ドルを交換します。

通貨と通貨を交換するには、一定の基準が必要です。例えば、「1米ドルと110円を交換しましょう」という具合です。この数字(ここでは110円)のことを為替レートと言います。

為替レートは変動する場合が多い

そして、多くの場合、為替レートは変動します(変動相場制)。昨日は米ドル円の為替レートが110円だったのに、今日は109円になっているという具合です。

何らかの理由で米ドルよりも円を欲しがる人が多くなれば、円高になります。その逆ならば円安になります。

そして、この変動を上手に利用すれば、利益を出すことができます。

  • (1)1米ドル=100円のときに1米ドル買いました(100円支払いました)。
  • (2)その後、1米ドル=110円で米ドルを売りました(110円もらいました)。

こうすれば、100円支払って110円もらっていますので、10円儲かります。

利益の仕組み

このように、異なった二つの通貨の交換により、為替レートの変動で生じる利益のことを「為替差益」といいます。その逆に、為替レートの変動によって生じる損失のことを「為替損失」といいます。

例に挙げた米ドル円の通貨交換では10円の利益ですが、実際には、もっと大きなお金をやり取りしますので、損益もそれに合わせて大きくなります。

以上のように、為替レートの変動で利益を狙う取引がFX(外国為替証拠金取引)です。すなわち、為替レートが動かない場合には、価格変化で利益を狙うことができません。FXでトレードできる通貨は、大なり小なり為替変動があるということになります。

なお、変動相場制の対義語は「固定相場制」です。固定相場制を採用している場合、為替レートは変動しません。

取引できる通貨ペアは?

ユーロができる以前は、数多くの為替レートがありました。

固定相場制の例とは異なりますが、ドイツの昔の通貨はマルクでした。そして、フランスはフランでした。マルクとフランは別々の通貨でしたので、それらを交換するために為替レートがありました。すなわち、FXの取引もできたということになります。

もっとも、日本ではそのころ個人向けFXサービスは存在しませんでしたが。

今では、ドイツもフランスもユーロを使っています。ドイツやフランスに限らず、様々な国が自国通貨を放棄してユーロを採用しましたので、その分だけ外国為替市場(FX市場)が消滅してしまったことになります。

株式市場の銘柄数に比べると、FX市場の銘柄(通貨ペアといいます)数はとても少ないです。そして、ユーロの出現によって、さらに通貨ペア数が減ったということになります。

株式投資をする場合、銘柄選択が極めて重要です。何しろ、銘柄数は何千もあるからです。世界の主要市場の銘柄でトレードする場合、銘柄数は1万を超えるでしょう。

しかし、FX市場の場合、取引可能な通貨ペアの数は業者によって異なるものの、多くの場合20~30種類くらいしかありません。銘柄選択で大きな労力を使う必要がないのも、FXの特徴でしょう。

FXは2通貨間の金利差も利益に

FXの取引では、2通貨間の金利差が利益になることがあります。金利の低い通貨で金利の高い通貨を買うと、金利差分が受け取り金利になります。外貨建て預金の金利と考えれば合点が早いでしょう。

たとえば、円を売って豪ドルを買うという取引をした場合、日本の金利が0.10%、オーストラリアの金利が2.00%だとします。

金利差=2.00-0.10=1.90%

この金利差分の利益を受け取ることになります。また、この金利差を「スワップポイント」または「スワップ金利」といい、保有中は毎日受け取ることになります。スワップポイント獲得を狙うトレーダーは「スワップ派」と呼ばれ、長期投資で参戦しています。

スワップ金利の仕組み

FXの資金とレバレッジ

「FXとは」で触れたように「通貨と通貨の交換」が取引になりますが、資金には円でなく外国通貨を準備する必要があるでしょうか?

いいえ、資金には外国通貨は必要ありません。資金は日本円をFX会社に預け入れて、それを担保に取引します。このFX会社に預け入れる資金(担保金)のことを「証拠金」といいます。

商品先物取引などでは、預けた資金の範囲内で取引が出来る仕組みですが、FXの場合、資金となる証拠金の数倍(最大25倍)の取引が可能となります。証拠金の数倍で運用することを可能にするのが「レバレッジ」であり、FXの特徴の一つです。

レバレッジのイメージ

FXを取引する場所と時間

FXの取引の場は外国為替市場です。市場といってもネットワークでつながっているバーチャル市場です。外国為替市場は世界各国数十カ所以上にあり、どこかが閉まるたびにどこかで取引を開始するというようにリレーのように続き、眠ることを知らない市場を形成しています。

月曜の朝(日本時間午前5時)にオセアニア市場のウェリントンからスタートします。続いてアジア市場、ヨーロッパ市場、日付を超えてニューヨーク市場がアンカーとなり、再びウェリントンにつなぎます。

外国為替市場のイメージ

各市場は、それぞれの国における日中時間に開かれ、終了します。市場間の時差がありますので、それぞれをつなぎ合わせると連続しますから「24時間営業」していることになります。したがって、“FXは24時間取引可能”ということになります。

東京市場と主要な各国市場との時差

市場名 日本との時差
冬時間 サマータイム
ウェリントン +3時間 +4時間
シドニー +1時間 +2時間
香港・シンガポール -1時間 実施無し
ロンドン -9時間 -8時間
ニューヨーク -14時間 -13時間

FXのリスク

FXのリスクイメージ

投資にはリスクがつきものですが、FXも例外に漏れません。

相場変動のリスク

「為替レートは変動する場合が多い」ということに触れました。変動がないとトレードが成立しませんが、為替相場はいつも思い通りに動いてくれるとは限りません。

「経済指標発表時」や「テロ・戦争」といった有事があると、相場が急騰したり暴落する事もあります。”損切り設定”をしないトレードでは、モロにこの影響を受けてしまう可能性があります。

短期金利変動のリスク

スワップ金利もいつも一定とは限りません。各国の短期金利の変動とともに、FX会社が提供するスワップポイントも変更されます。また、スワップ金利の変更と共に、受け取りと支払いが逆転するという誤算が生じることもあります。

メリットが一転、リスクに

FXの醍醐味を「少ない資金で大きく投資(運用)できる」と表現する場合があります。これは証拠金以上の金額で投資可能な「レバレッジ制度」があるためです。しかし、レバレッジを高く設定すると、利益が出た場合と同様に損失が出た場合も”レバレッジ効果”が働きます。

損失した場合の”損切り”もトレードのメインシナリオに加え、資金量とのバランスを保ちながら適正なレバレッジで運用する必要があります。「損失は想定外」と考えてしまうと、メリットが一転、リスクになることもあります。

これ以外にもFX取引にはリスクが複数存在しますので、十分承知した上で始めることが大切です。ただし、これらのリスクは予め予想しておくことで、事前に対策しておくことが可能なこともFXの特徴です。

FXとは?

冒頭で説明したように、FXとは「通貨と通貨の交換」であることは確かですが、特徴やルール、リスクなど、取引前に最低限知っておくべきことがあります。

特にリスクに対しては「発生要因とその未然防止策」を考えながら、資金である証拠金を管理していくことが大切であり、それこそが相場に参加し続けられる条件です。

FXとは、想定されるリスクを回避しながら「証拠金を守りつつ、増やす」、言い換えれば「資産を守りつつ営業利益を増やす」という”会社経営”にも似た投資といえます。

以上のことから、FXとは・・・

当サイト(FXビギナーズ)では、FX初心者のかたにも出来るだけ分かりやすく、順を追って説明していますので、参考にしてみて下さい。

FXを始める前の基礎知識~為替相場

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