参加19ヶ国のユーロ圏

最初に、ユーロ圏を構成する国を確認しましょう。全部で19あります。

ユーロ圏の国旗と地図

海外旅行するのに両替しなくてよいのですから、とても楽です。少しでも有利な時に両替するぞ!と気合を入れる必要がありません。

それは企業活動でも同じことです。ユーロ圏内だったら、輸出・輸入するときの為替差損を考えなくて良いのです。これは、企業活動にとってとても有利に働くことでしょう。

しかし・・・ギリシャのような国があると、とたんに話は変わってきます。

ギリシャが借金を返済できないかも?という事態になったのです。借金を返済しないような国が使う通貨なんて信用できないよね!ということになり、ユーロの信頼性が大きく揺らぎました。そこで、ギリシャの状況はどんな様子なのか、概観してみましょう。

ギリシャの失業率

最初に、失業率の推移です(データはEurostatから引用。以下同じ。)縦軸の数字は%。

失業率(ギリシャ)

2000年代、世界的な好景気を反映して、ギリシャでも失業率が徐々に低下していました。ところが、サブプライムローン問題やリーマンショック後の混乱の中、ギリシャの脆弱性が明らかとなり、財政危機がやってきます。

失業率は一気に上昇して25%を超えました。4人に1人が失業状態です。この状態で、増税&公共サービスの質低下を余儀なくされたのですから、ギリシャ国民としては大変なことです。

借金で海外から得たお金はどこに消えたのか?・・・と、無駄遣いし続けた財政を後から悔やんでも仕方がありません。

さて、ギリシャ全体の失業率が上の図のような有様ですから、若年失業率(15歳~24歳の失業率)はとんでもないことになっているかもしれません。そこで、若年失業率のグラフをご覧ください(縦軸は%)。

若年失業率(ギリシャ)

近年の若年失業率は50%を上回っています。すなわち、働いている側の人がマイノリティーだということです。ここまで状況がひどいと、個人の力ではどうしようもないかもしれません。

失業率がこれだけ高いと、そもそも働く場所がないという可能性があります。外国語が堪能ならば、海外に脱出して働き口を見つけるという手段もあるかもしれません。しかし、ただ外国語ができるというだけでは厳しいかもしれません。

ギリシャのGDP

さて、このような状態のギリシャなのですが、ユーロ圏全体からみて、ギリシャはどのような地位にあるのでしょうか。ユーロ圏に占めるギリシャの割合が大きいならば、ユーロ崩壊(?)について現実味をもって考える必要があるかもしれません。

そこで、GDPの大きさで考えてみましょう。下のグラフの通りです。

ギリシャのGDP

比較しやすいように、最大のGDPを有するドイツも入れました。ギリシャのGDPはユーロ圏全体の1.8%しかありません。その大きさは誤差として考えられる、と言ってしまえるくらいの小ささです。

すると、ギリシャの問題で大騒ぎしていた理由は何?という感じになるかもしれません。ギリシャの経済力はユーロ圏全体から見て誤差のような小ささ。ならば、ギリシャの借金をチャラにしても、ユーロ圏そのものは揺らがないのでは?ということです。

しかし、ギリシャを借金棒引きにして救済すると、その他の借金を抱えている国も、同じように借金棒引きを要求してくるかもしれません。

ポルトガル、イタリア、アイルランド、スペイン・・・こういった国々も借金減免を要求してきたら、ユーロ圏を維持できなくなるかもしれません。

そこで、微々たる大きさであっても、アリの一穴天下の破れとならないように、ギリシャに厳しくしているのかもしれません。

近年、ギリシャ問題に代表されるユーロ圏各国の財政問題は、小康状態になったな・・・と思えば再び出てくるという状態を繰り返しています。

この問題がいつ完全に終了するのか不明です。そこで、ニュースを時々確認して警戒したほうが良いでしょう。

主要国別に、特徴を知っておこう

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