FX業者の何を比べるか?

取引会社選びの『今と昔』では、FXの黎明期から現在に至るまでの社会的な背景について触れました。各国の政策金利の低率化や金融危機による経済状況の変化によって、相場の基調や傾向などの特徴も変わっています。『相場激動の時代』とでもいいましょうか・・・。

現在、トレーダーが選択するトレード手法の傾向として、短期売買を主戦とするデイトレーダーが増えています。それによって、FX業者が提供する商品スペックやサービスも、デイトレーダー向けに進化しました。
また、FXに関する法的な規制や制限などによっても、その対応が進んでいます。

こうした様々な変化によって、FXに初めて参加する投資家にとっての『取引業者選び』も、
一昔前とは変わってくるのは必然だといえるでしょう。

2015年オリコン顧客満足度ランキング「FX取引部門」

FX初心者が取引業者を選ぶ際に、何を基準すればいいのかをピックアップしてみます。

ほとんど、あるいは全く差別化できない条件

レバレッジ 規制により一律で最大25倍に制限
取引手数料 ほとんどの業者が無料(依然として有料業者もある)
資産の保全 信託保全の規制有り

レバレッジ

デイトレーダーにとって「レバレッジを何倍まで効かせられるか」というのが業者選びの基準の一つでしたが、現在は規制によって最大25倍までと制限されているため、どの業者を利用しても差がないというのが現状です。

取引手数料

1日に何度も取引するデイトレーダーにとって、取引手数料は利益を直接圧迫します。現在はほとんどの業者が取引手数料無料です。

資産の保全

一昔前と違って、FX会社が潰れてしまっても「信託保全」という法律によって保護されます。しかし、許可をもらっていない、いわゆる悪徳業者、詐欺会社などにお金を預けてしまうと、殆ど返金されないでしょう。言うまでもありませんが、会社を選ぶ際は金融庁に登録された会社を選ぶと言うことです。

取引ツールの使いやすさ

テクニカルチャートや経済指標・為替ニュースなどが見にくいツールはNGです。特に各通貨ペアのレート、注文画面に違和感を覚えるならそのツールは使い易いとはいえないでしょう。”自分用の画面”にカスタマイズ出来るツールなら、使いやすさの問題は解決可能です。

FX業者のトレードシステムは、初心者にも分かりやすいように様々な工夫や配慮がされていて、かなりの進歩がありますので”直感”で判断しても大きな差は無いでしょう。

取引ツールの機能性

「テクニカル分析」といわれる分析方法に欠かせないのが為替チャートです。

チャートの機能性という点では、初心者向けに分かりやすく改善され、上級者向けに高機能化が進められた面があります。チャートの種類も各社豊富に備え付けていて、どの会社を利用しても一定の利便性は確保できると思われます。

スマートフォンアプリについても、機能や視認性が大きく改善されてきました。取引ユーザー数でみれば、PCよりもスマートフォンの方が多いというFX業者も出てきたほどです。
各社とも、引き続きこの分野に力を入れていくと予想できます。

最近では、マーフィーこと柾木利彦氏が開発した、「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」が標準搭載されているFX業者が増えてきました。初心者でも簡単に理解できる”売買ルール”なので、お勧めのツールです。

マーフィーの「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」について

情報ツールやサービス

FXの取引ツールには、為替に関する様々な情報が含まれています。また、相場分析の経験が浅い初心者の方にとって、FX業者が主催する勉強会やセミナーは、とても有意義です。初心者向けコースを充実させている会社が増えましので、学習環境も良くなっています。ただ、地域性によって「参加できる・できない」という面もありますので、オンデマンドで勉強会やセミナーを開催している会社はありがたいですね。

サポート体制

取引が可能な時間帯(平日24時間)に電話やメールでの問い合わせに対応してくれる会社は安心です。土日は為替市場が閉まっていて取引できませんので、平日24時間対応は、実質フルサポートということです。

参考までに、YJFX!は、祝日も電話サポートしてくれます。DMM FXは、「LINEお問合せ」という、LINEを利用して回答するサービスを実施しています。これ、けっこう使えます。

投資する金額(証拠金の規模)

「FXはレバレッジを高くするから危険である」-------------
よく言われている、証拠金取引のリスクに対する誤解の一つです。

証拠金取引のリスクは、レバレッジ調整、取引量の調整ロスカット注文など、
あらゆる手を尽くしてリスクコントロールできるのがFXの特徴でもあります。

FXを取引する場合の最小取引単位は、1万通貨単位が通常でしたが、現在、最小取引単位を1,000通貨単位としている業者も多数あります。1,000通貨単位でも大きいという方は、小銭をかき集めてトレードできる「1通貨単位のFX」がオススメです。FXは、100円あれば始められる時代です。「証拠金にできる資金が少なく、リスクをできるだけ押さえた取引がしたい」という方には向いています。

取引のコスト

取引手数料の無料化が進んだことにより、FXの実質的なコストとなるのは、売買価格の差、つまり「スプレッド」となります。各社が競ってスプレッドの縮小化や固定化、キャンペーンなどの施策を打ち出しています。

日に何度もトレードを繰り返すスキャルピングやデイトレードを主戦にするトレーダーの方にとって「スプレッド」は大切な比較ポイントになります。ご自身が取引する通貨ペアで比較して、取引会社を選ぶ方法もあります。

また、直接的なコストではないのですが、取引したい値段(レート)で売買できるかどうかということも、トレード戦略に影響を与えます。FXでは、発注した値段と約定した値段に差が出ることがあります。この差は、FX業者によっても異なり、できるだけ少なくする施策が打てる注文方法も確立されています。

トータル損益に関係する要因

利用者の主観的な評価

オリコン顧客満足度ランキングは、実際に利用経験があるFX経験者を対象にして行う、顧客満足度調査の結果に基づいたランキングです。

オリコンのランキングで第○位という評価は、業者選びの指標になるでしょう。
ただし、「利用者の主観的な評価」ですから、判断基準には個人差がありますので、あくまでも参考とするのが良いでしょう。

各部門に分かれていますので、最終的に何を優先するかはご自身の判断に委ねられます。

「2015年オリコン顧客満足度ランキング」部門別の一例

項 目 第1位 第2位 第3位
FX部門総合
口座開設の容易さ
サポート体制
取引ツールの
使い易さ
手数料・取引コスト
ツールの豊富さ
商品(通貨)の豊富さ
初心者の満足度

FXを始める前の準備

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