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南アランド/円(ZAR/JPY)の特徴

金やダイヤモンドの世界的産地である南アフリカは、資源国として知られている発展がめざましい新興国です。高金利通貨として魅力を感じ、南アランド/円(ZAR/JPY)に投資するFXトレーダーも大勢います。

では、南アランド/円(ZAR/JPY)の特徴は何でしょうか。スワップポイントの大きさも特徴のひとつですが、それだけではありません。そこで、南アランド/円(ZAR/JPY)の特徴を確認しましょう。

南アランド/円(ZAR/JPY)のスワップポイント

南アランド/円(ZAR/JPY)の特徴として最初に挙げられるのは、スワップポイントの大きさではないでしょうか。

スワップポイントは2か国間の金利差で決まります。そこで、南アフリカと日本の政策金利の推移を確認しましょう。

南アと日本の政策金利差

こうしてみると、金利差は圧倒的です。2000年以降の南アフリカは、政策金利の最低値が5%です。日本では考えられないような水準です。この金利差が、南アランド/円(ZAR/JPY)の高スワップポイントを支えています。

南アランド/円(ZAR/JPY)の月足チャート

次に、値動きの特徴を考察しましょう。下のチャートは、南アランド/円(ZAR/JPY)の月足チャートです(トライオートFXから引用)。2002年半ば以降のチャートですから、かなり長い期間です。

このチャートを見て、為替レートのどのような特徴が分かるでしょうか。

ZAR/JPYの月足チャート

下の矢印のような値動きだな、と感じるかもしれません。すなわち、2006年までは円安傾向、それ以降10年にわたって円高だということです。

ZAR/JPYの月足トレンド

今回は、上の矢印のように考えず、下の四角のように考えてみましょう。赤の四角はボックス相場(レンジ相場)を表現しています。

為替レートが同じ範囲を行ったり来たりしている様子が良く分かります。

ZAR/JPYの月足ボックス

しかも、これは日足チャートでなく、月足チャートです。すなわち、極めて長い期間にわたってボックス相場(レンジ相場)を形成していることが分かります。

ボックス相場(レンジ相場)の期間

  • (1)2002年後半~2007年末くらい
  • (2)2009年~2011年後半くらい
  • (3)2011年後半~2015年半ばくらい
  • (4)2015年半ば~

大雑把に4つのボックス相場(レンジ相場)を表示しましたが、それぞれがとても長い期間であることが分かります。

南アランド/円(ZAR/JPY)の日足チャート

為替レートがボックス相場(レンジ相場)を形成する傾向が強いことは、下の日足チャートでも分かります。

ZAR/JPYの日足チャート

補助線を付けたほうが分かりやすいでしょう。下の通りです。

ZAR/JPYの日足トレンド

チャートの左半分はボックス相場(レンジ相場)です。下値支持線として赤線を書いています。わずかに右肩上がりですから、徐々に円安になりながらもボックス相場だなと分かります。

この値動きの高値と安値を見ますと、7.00円弱~7.70強です。広く見ても1円という範囲で、4か月~5か月という長い期間にわたってボックス相場(レンジ相場)でした。

そして、チャート中ほどで下値支持線を破って下方向に動きました。比較的長い期間のボックス相場を下方向に抜けましたので、円高警戒です。

ところが、なかなか円高になりませんでした。6月24日に、イギリスの国民投票の結果を受けて円高方向に動きましたが、それも一時的でした。結局、再び円安方向に動きました。このチャートの右端では、再び元のボックス相場(レンジ相場)の範囲に戻っています。

  • ボックス相場(レンジ相場)を下方向に抜けた
  • イギリスの国民投票で円高に動いた

この2つの出来事があっても、完全には円高にならずにボックス相場を維持しているということです。南アランド/円(ZAR/JPY)はボックス相場(レンジ相場)の傾向が強い通貨ペアだと言えるでしょう。

南アランド/円(ZAR/JPY)の見通し

上の分析を元にして、今後数年の南アランド/円(ZAR/JPY)見通しを考えてみましょう。

数年という単位でボックス相場になりやすい

2016年夏時点で、ボックス相場を形成しています。このボックス相場の始まりは2015年末くらいでした。そこで、もうしばらく(1年以上?)ボックス相場が継続すると予想できます。

長期的には円高傾向

一方、円高の流れはなかなか変わりそうもないという見通しが成り立ちます。と言いますのは、南アフリカは物価上昇率が高く、日本はゼロ近辺だからです。物価上昇率がとても大きい国の通貨は弱くなりやすいことが知られています。

このことから、現在のボックス相場が終了した後は、円高方向に進みやすいと予想します。

ただし、予想や見通しは常に外れるリスクを持っています。正解になるときは問題ありませんが、見通しが外れる場合にも対応できるよう、資金管理を万全にしましょう。

次は、特徴的な値動きをするノルウェークローネ/円(NOK/JPY)を紹介します。

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